6/18(日曜)、そよかぜコンサートが高槻城公園芸術文化劇場トリシマホールで開催されました。今回は会場に行かれた方のお話をまとめてレポート致します。
今回で29回目を迎えるそよかぜコンサートですが、今年は入場料500円、全席指定の形で行われました。にもかかわらず、前売り券は早々に完売、当日券もなく、ホールは満席の状態だったようです。また今年は録画録音は禁止となっていました。
出演は高校9校と、今年は龍谷大学吹奏楽部が客演としてトリを飾る予定でしたが、龍大関係者にコロナ感染が判明したとの事で、急遽出演辞退となり、結果、プログラム9番の高槻中高がトリを務めることになりました。
高槻は、新宝島(サカナクション)と、宝島(真島俊夫編曲)の2曲を演奏。
新宝島では演奏に合わせて10名ほどの部員がダンスも披露。宝島では顧問の鈳先生もピアノで演奏に参加、現役生の演奏に彩りを添えて頂きました。
そよかぜコンサートは新入生のデビューコンサートでもあります。高槻も10数名の新中1生が演奏会デビュー、まだまだ初々しくあどけない子供たちですが、先輩に挟まれて人前での演奏を初めて経験しました。
最後は、コロナ禍以前は恒例だった「翼を下さい」の合同演奏です。各校合わせて数十名の新入生が客席の通路にズラリと並ぶ合唱シーンが、久しぶりに帰ってきました。
ステージ上での演奏だけでなく、客席に降りて人に囲まれて歌う経験は、新中1にとって良い経験になると同時に、将来懐かしい思い出になるのではと思います。
最後は全員で手を繋いでの合唱でフィナーレを迎えました。
今回は、演奏会で共用する打楽器を高槻が供出する「打楽器当番」であったため、Perc.パートの部員は朝早くから会場に入り、開演前から演奏会終了まで、各校の打楽器の準備のお手伝いで忙しく立ち回っていたそうです。
おそらく臨機応変の対応を迫られる場面が多々あったかと思います。自分達の演奏もある中で、重要な役目をきっちりとやり遂げたPerc.パートの皆さんを誇りに思うと共に、最大限の労いの言葉を送りたいと思います。
【文責】
中村大介
(1994年卒業46期・吹奏楽部第5期)
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