6月16日(父の日)、そよかぜコンサートが高槻城公園芸術文化劇場南館トリシマホールで開催されました。
コンサート当日は、好天に恵まれましたが、夏を感じさせる蒸し暑い1日ともなりました。
今年のそよかぜコンサートも前売り券は早々の完売で、当日は多くの観客がトリシマホールに詰めかけていました。
コンサートは14時開演。今年の出演は8校で、部員数の少ない学校から登場します。オーソドックスに座奏の学校もあれば、曲調に合わせた衣装に着替えてダンスを披露する学校もあり、その演出は様々です。
高槻中高は大所帯につきトリの8番。部員数90名の紹介アナウンスに、会場が軽くどよめきます。今年は中学1年生が23名入部し、合奏時の音楽スタジオは流石にギュウギュウだそうです。
ステージでは次々と追加される椅子や譜面台の準備に少々時間を頂き、16:15頃、高槻の演奏が始まりました。
演目は、
《たなばた》
《ブラボー・ブラス!》
の2曲。指揮は、4月から顧問に就任した奥村先生と、高校2年生の女子生徒がそれぞれ務めました。
新中1の演奏会デビューでもあるそよかぜコンサートですが、今年も多くの中1が先輩に囲まれながらデビューを果たしました。本番の前後には、先輩が中1に優しく声掛けをして会場内を誘導する様子が、あちこちでみられました。
演奏会の最後は恒例の《翼をください》の合同演奏&合唱です。各校の新入生が客席に降り、手を繋いで名曲を合唱します。唄い終わると会場は盛大な拍手に包まれ、演奏会は無事終了しました。
終了後のピロティでは、演奏を終えた現役生たちが保護者に写真を撮ってもらったり、演奏を観に来てくれた高校3年生と談笑したりと、各校多くの関係者でごった返す中、定演後とはまた違った賑やかな光景が見られました。
また高槻は、今年も打楽器をコンサートに供出していたそうです。よって演奏会後は現役生たちは学校に戻り、到着したトラックから打楽器を搬出し、手分けして音楽室まで運んでいました。
7月の期末テストが終わるといよいよ夏のコンクールです。今年も熱い夏がやって来ます。
【文責】
中村大介
(1994年卒業46期・吹奏楽部5期)
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