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第33回カジュアルコンサート

  • Webmaster
  • 2 日前
  • 読了時間: 7分

2026年3月31日(火曜日)、第33回カジュアルコンサートが、高槻城公園芸術文化劇場南館トリシマホールにて開催されました。今回のカジュコンでは、7年ぶりとなるOBOGとの合同演奏も行われました。


コンサート当日は、天気大荒れの予報で心配していましたが、朝方や開場前後などは小雨がぱらつく程度で、移動する現役生やお客様の足元がそこまで乱されることなかったようで、少しホッとしました。


私は、楽器運搬のお手伝いもあり8時前には学校に到着しました。

楽器積み込みは8:30からの予定でしたが、もう既にトラックの岡広運輸さんが到着していました。運転手さんもいつもの方でご挨拶。今回もプロのお仕事にお世話になります。

そこで偶然にも去年に引き続き?I先生にお会いしたのでこちらもご挨拶。もう私が現役時代の先生はほとんどいらっしゃらないので、朝からお顔を拝見でき懐かしい気持ちになりました。


さて吹奏楽部。


現役生たちは朝早くから学校に集合、8:00からは全体ミーティングが行われ、当日の動きを全員で確認します。

今回は運ぶ楽器が多かった上に雨予報であったため、手持ち運搬の楽器を少しでも減らすべく、トラックに加え、同窓会役員の3人が車を出しました。それにより、打楽器や大型楽器、劇で使う大道具などはもちろん、金管楽器も全て、サックスも含めてかなり多くの楽器を車で運ぶ事が出来ました。


9:00過ぎから楽器が次々と会場に到着、楽屋にどんどん搬入していきます。9:30前からは、中2中1によるプログラムへのチラシの挟み込み作業です。こちらも会場がトリシマホールに移ってから恒例の作業になりつつありますが、今回は手の空いている上級生も手伝ってくれました。臨機応変の対応、素晴らしいです。


ステージが整ってからは、2部の粗通し、その後昼食を挟んで、2→3→1部の順にリハーサルです。その最後、16:10過ぎからは1部メインのアルメニアンダンスのリハーサルが行われ、合同演奏に参加するOBOGも最後の練習に加わりました。

リハーサル終了後は、いつものピコリさんのサンドイッチでエネルギーチャージして本番に備えます。OBOGもほぼ全員が懐かしのサンドイッチを口にして本番までリラックス…といきたいところでしたが、今回は会場の受付業務を手伝ってもらう関係で、食事もそこそこに受付の準備に入ってもらいました。

17:10頃、エントランスで受付の最終準備をする頃には、入口外には既に多くのお客様が並んでいました。

17:30の開場と同時にプログラムを受け取ったお客様が、どんどん客席に吸い込まれていきます。後輩の晴れ舞台を観ようと懐かしい先輩達も大勢駆け付けてくれました。

なお今年も開演前に幕前アンサンブルとして、ステージ上で

金管五重奏《序奏とアレグロ》

が演奏されました。こちらは昨年の大阪府アンサンブルコンテストで銀賞を受賞しています。そして会場の空気も温まった定刻の18時、第33回カジュコンが幕を開けました。


1部は

《オーメンズ・オブ・ラブ》

《斐伊川に流るるクシナダ姫の涙》

《アルメニアン・ダンス パート1》

です。


アルメニアン・ダンスは、2019年3月以来、7年ぶりの現役生・OBOG合同ステージです(OGは初)。平日月末年度末という特に社会人にとってはかなり厳しい日程ではありましたが、吹奏楽部5~37期(学校46~78期)の計20名が現役生に交じり演奏に参加しました。


コロナによる2020年3月のカジュコン中止に始まった相互交流の自粛、部員数の増加とトリシマホール新築に伴うキャパの問題など、カジュコンでの合同演奏には幾多の課題がありましたが、2025年11月に学校で開催されたホームカミングデーにおいて、久しぶりに現役生とOBOGの合同演奏が行われ、これをきっかけにカジュコンでの合同演奏の機運が高まり、今回実現の運びとなりました。何分久しぶりのカジュコン合同演奏でしたので、現役生側も我々同窓生側も最初は手探りの状態でしたが、合同練習を重ねるにつれお互いの距離も縮まり、本番では息のあった演奏をすることが出来たように思います。もちろん今後に向けて色々な課題はあるかもしれませんが、久しぶりに合同演奏が実現したことに意義があります。来年以降どうなるかは未定ですが、これが相互交流発展のきっかけになれば良いなと思います。


2部は、カジュコン恒例の劇のステージです。

今年のタイトルは、『サウンドレスキュー大作戦~絆が奏でるハーモニー~』、舞台は高槻中高吹奏楽部です。練習熱心な部員が思わず無くしてしまった部に伝わる大切なお守りのパーツ、これを探しに部長と落とし物係?が旅に出て音楽の力で元通りにするという物語です。

私はリハーサルしか見られませんでしたが、よく毎年色んなストーリーを考え付くものだなと感心します。今年も見処・聞き処・笑いどころ満載、またハートがちょっと切なくなるシーンもあり(もう涙腺が緩い)、充実のステージとなりました。

曲の方も、

《青と夏》

《JOHN WILLIAMS IN CONCERT》

《東京ブギウギ》

《Love so sweet》(byアブラムシ)

《ダーリン(合唱)》

《ダーリン(吹奏楽)》

と、演奏あり合唱ありのバラエティに富んだラインナップ。最後まで飽きさせない演出で、カジュアルコンサートの名にふさわしい楽しさ溢れるステージとなりました。


3部は

《ピアノ協奏曲(チャイコフスキー)》

《歌劇「トゥーランドット」より》

《さくらのうた》

です。


今回の目玉である《ピアノ協奏曲》は、本校吹奏楽部元顧問・下村景先生のピアノ演奏との共演です。

下村先生は現在東京を拠点に活躍されていますが、仕事で忙しい合間をぬって度々母校の練習に参加、ピアノ協奏曲以外の曲にも様々なアドバイスを送っていました。去年まで一緒にいた生徒達との共演には何かと期するものもあったことと思います。本番でも息の合った演奏で、演奏終了後は万雷の拍手に包まれました。なお、下村先生への花束プレゼンターは、2年連続で影アナを務めてくれたOGのOさんにサプライズでお願いしました。


《トゥーランドット》の後には、卒部する高校2年生への花束贈呈が行われました。舞台横一列に並んだ高校2年生、胸ポケットには引退の章である赤のカーネーションが光ります。

今年の高校2年生は、まだまだコロナが冷めやらぬ2021年に入学、最後の年は顧問代替わりの新体制の下、試行錯誤の一年になりました。そんな激動の5年間を最後までやり抜いた9人に、最大限の労いの言葉と今後へのエールを送りたいと思います。


《さくらのうた》の後は、アンコール《The U.S. Field Artillery March(USマーチ)》です。USマーチでは途中までは主顧問の奥村先生の指揮でしたが、最後はサプライズで下村先生が指揮で登場、ちょっとしたどよめきの中カジュコンは無事幕を降ろしました。


終演後は、高校2年生は記念撮影とお客さまのお見送りです。記念撮影後、ラストステージに駆け付けてくれた先輩や友人、保護者の皆さんの顔を見た瞬間、お互いの感情が溢れ出します。目には涙を浮かべながらもみんな最高の笑顔です!

撤収作業は高1以下を中心に進められましたが、今回は予定が押したため、いつも以上に慌ただしい撤収となりました。それでも何とか無事に会場を撤収して学校に到着。22時半頃には全員が帰宅の途につきました。


その後同窓生たちは、高槻市駅近くで打ち上げを行いました。上はアラフィフから下は大学1年生まで幅広い世代が、また顧問の先生方もお忙しい中参加してくださいました。撤収や片付け作業があったため、全員が集まったのは午後11時過ぎでしたが、それでも久しぶりに集まった仲間で歓談、遅くまで宴は続きました。



3部の本番途中、舞台袖での事。

中1の女子生徒が肩を震わせて泣いていたので理由を聞くと、「さっき本番で初めてHi-B♭(難しい高い音)が当たりました…」との事。ずっと悩んで懸命に努力していたことが本番で実を結んだんですね。そんな嬉し泣きを「やったやん!!」と称える友人達。そんな光景を見るだけでもサポートした甲斐があるというものです。このカジュコンで高校2年生は引退しますが、今度はこの若い世代が成長してクラブを支えていってくれることでしょう。



現在は既に新年度の活動が始まっている吹奏楽部。我々同窓会、今後も現役生の充実した部活動に資するサポートを行っていきたいと思います。



【文責】

中村大介

(1994年卒業46期・吹奏楽部5期)




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