2026年そよかぜコンサート
- Webmaster
- 7 日前
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6月21日(日曜)、そよかぜコンサートが高槻のトリシマホールで開催されました。今回のそよコンでは、前日の楽器搬入から当日のリハーサル、演奏後の搬出作業まで、比較的長い時間をお手伝いすることになりました。
そよコンではここ数年、高槻中高が打楽器の供用校となっていて、また前日リハーサルも行うため、打楽器はじめ楽器の大半を前日の内に会場に搬入します。そのため小さな木管楽器以外は前日に会場に置いておくのですが、その前日が本降りの雨であったため、手持ち運搬の楽器負担を減らすべく、奥村先生と私とで車を出して対応しました。
大雨渋滞でトラックの到着も遅れましたが、学校での迅速な積み込み(教育実習に来ていた吹部OBもお手伝いしてくれました)と、会場でのテキパキとした行動により、予定より少し遅れたものの18:30過ぎよりリハーサルを開始できました。
リハーサルでは限られた時間の中、予定の2曲と全体合唱の練習を行いました。小休止を使って、現地で録音したものを早速聞いてチェックし合う上級生の姿もありました。最後まで仕上がりを追求するその姿勢には感心です。
そして20時過ぎにはリハーサルは終了。現役生たちは明日の本番に備えて足早に帰路につきました。
一夜開けて、本番当日。
前日とは打って変わり天気は晴れ、初夏を思わせる蒸し暑い一日となりました。またその日は折しもFIFAワールドカップ2026・日本VSチュニジアの日、若干後ろ髪を引かれつつも?ここは後輩たちの演奏を聞こうと高槻まで足を運びました。
当日は引率の顧問が奥村先生だけということで、元顧問の武部先生と私とで午前中のリハーサルからお手伝いさせていただきました。お手伝いといっても会場での公式なお役目が何か与えられているわけではなく、現地での現役生の見守りとパーカッションパートのお手伝い他雑用を担いました。(ちなみに、普段あまり使用しないビブラホンのアダプターを学校に忘れたとの事で、武部先生と二人で学校まで歩いて往復、普段運動不足の二人?には良い運動にもなりました)
そよかぜコンサートは客席からは何度も観ていますが、午前中の全体リハーサルからみるのは初めてです。
今回の出演校は9校。出演順に各校20~25分ずつのリハーサルがあり、リハーサルが終わった学校は2階席で他校のリハーサルを観る流れになっていました。つまりプログラム9番でトリの高槻中高のリハーサルは、他校のほとんどの生徒さんがその演奏を聞いている、そんな状況で高槻のリハーサルは行われました。
他校のリハーサル中には、指揮台からは掴みづらい会場全体の響きやソロのマイクポジションなどを、客席で聞いている他校の顧問の先生がアドバイスする姿が何度となくみられ、出演校全体で良い演奏会にしようという協力関係と心意気が随所にみられました。
リハーサルの最後は「翼をください」の全体合唱の練習です。各高校の1年生(高槻は中1)が客席通路に、ステージ最前列には上級生がコーラス部隊で2列に並び合唱に備えます。楽器演奏は合同バンド、全体指揮は奥村先生が務められました。
コーラスの指導では、奥村先生のユーモアを交えたミニレッスンに会場は笑いに包まれ、リラックスしながらもいざ合唱に入ると学校の垣根を越えた一体感が生まれる様子が伝わってきました。
リハーサルは12:45頃には終了、各校の生徒たちは会場のあちこちで昼食タイムに入りました。
武部先生と私は、高槻市駅近くの喫茶店で昼食をとりました。
武部先生は、若者が喜びそうなボリュームたっぷりの《かつオムライス》を注文。
「これお得やねん」
と言いながら実に美味しそうに平らげる先生(古稀超え)からは衰えの様子は全く見えません。その食欲に感心しつつ、先生の近況や最近の吹奏楽部の話などをしているとあっという間に時間は過ぎ、気付くと開演15分前に。店を後にして急いで会場に戻りました。
コンサートは定刻通り14時に開演しました。
プログラム1番の芥川高校から翼をくださいの全体合唱まで、全ての演奏を聞くことが出来ました。各高校、部員数は15名から81名と様々ですが、団扇やペンライトで演出したり、流行りの曲にのせてキレキレのダンスで魅せたり等々、演奏だけでなくそれぞれ工夫を凝らして会場を盛り上げます。
そしてプログラム9番、高槻中高の出番です。
今回演奏するのは
・祝典序曲(ショスタコーヴィチ)
・勇気100%
の2曲。
『祝典序曲』は部長さんの指揮です。
練習やリハーサル時よりもテンポが早めで少しヒヤヒヤしましたが、持ち前の集中力で難所を乗り切り、かえってスピーディーで躍動感ある仕上がりになりました。
続いて『勇気100%』、こちらは奥村先生の指揮です。『勇気100%』は、2020年のそよコンでも演奏しています。
当時は新型コロナウイルス流行の真っ只中、6月のそよコンが8月に延期になった年でした。同年は3月のカジュコン(定演)や夏の吹奏楽コンクールも中止となり、部活動だけでなく日常生活にも大幅な制約がある中、現役生たちは家での自主練に励み、自らそよコン出演を志願しました。そんな先が見通せない中での『勇気100%』の演奏は、会場で聞いている人たちにまさに勇気を与えてくれるものでした。
もちろん当時とは指揮者もメンバーも違います。今回はその後輩たち、それにこの春の新入部員24名も加わった総勢81名の2026年度版『勇気100%』です。6年前に勝るとも劣らない素晴らしい演奏でトリを務めてあげてくれました。
コンサートの最後は『翼をください』の全体合唱です。奥村先生の指揮で学生のみならずお客さんまで、会場が一つになっていく様子が伝わってきます。
リハーサルでは手を繋いでリズムをとることに照れがあった中1も、本番では全体の輪の中で思い切って唄っていました。そよかぜコンサートは「新入生に演奏会出演の機会を」との目的で1994年に始まりました。吹部デビューとなったこの日は、新入生たちにとって忘れられない日になるでしょう。
コンサート終了後、後輩たちの演奏を観に来てくれた大学生OBとも話ができました。そよコンは中々チケット入手が困難なのですが、わざわざ購入して来てくれたとの事。忙しい中で後輩たちの頑張りを観に来てくれて嬉しい限りです。
その後、武部先生と二人で打楽器の撤収作業を手伝いに、バックヤードへ移動すると、ラウンジで他校の(元)顧問の先生方と遭遇。すると「わぁ武部先生~!久しぶり~!!」と、あっという間に数人に囲まれた武部先生。即席の「同窓会」となったラウンジに武部先生を残し笑、先に打楽器のお手伝いに向かいました。
部隊裏では、パーカッションパートの9人が、打楽器を分解してトラック積込の準備を急いでいました。マニュアルがあるようで無いこれらの作業。先輩の指示で後輩が動きますが、後輩たち特に中1もただ受け身ではなく自ら進んで手伝おうとする姿勢には感心しました。そんな職人作業を進めるうち、管楽器パートから応援部隊が到着。コンサート終了からちょうど1時間でいつもの岡弘さんのトラックに楽器の積込みまで完了し、「よろしくお願いします!」の挨拶でトラックをお見送り。先発隊に続き、楽器搬出組も会場を後にし学校に戻っていきました。
帰り、通りがかりのテレビで、ワールドカップ・日本VSチュニジアの試合結果が流れていて、日本が4-0で快勝、沸き立つ街の様子が放送されていました。
現役生たちの頑張りを見れて、かつ日本代表勝利の喜びも味わうことができた帰り道、次の日からまた頑張ろうと元気を貰えた、そんな休日となりました。
【文責】
中村大介
(1994年卒業46期・吹奏楽部5期)


























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